1. インストール前に確認すること:Windowsの種類と入手元
Clash Verge Revを導入する前に、Windows 11のアーキテクチャとインストーラーの配布元を確認します。Windows 11搭載という情報だけでは、x64版とARM64版のどちらを選ぶか判断できません。設定アプリで「システム」→「バージョン情報」を開き、「システムの種類」を確認してください。一般的なIntel・AMD搭載PCはx64、ARMプロセッサ搭載PCはARM64です。使用するインストーラーが端末の種類に合わないと、起動しない、またはインストール途中でエラーになることがあります。
インストーラーは、配布元とファイル名を確かめてからダウンロードしてください。検索結果の広告、再配布サイト、出所の分からないファイル共有サービスから取得した実行ファイルは避けます。バージョンや配布状況は更新されるため、古い記事に記載されたファイル名や画面表示をそのまま基準にせず、入手時点の案内を確認しましょう。
- OSの種類:「設定」→「システム」→「バージョン情報」で「システムの種類」を確認し、x64またはARM64に合ったパッケージを選びます。
- 空き容量:インストーラーの保存先だけでなく、アプリ本体や後から読み込む設定ファイルを置く領域も確保します。
- 既存のプロキシアプリ:導入時はほかのClash系クライアントやVPNを終了しておくと、ポートやシステムプロキシ設定の競合を切り分けやすくなります。
2. インストーラーをダウンロードする
ダウンロードページでWindows向けのClash Verge Revを選び、手元の端末に合うアーキテクチャのパッケージを指定します。配布形式や画面上の選択肢はリリースによって変わる場合があります。ファイルの拡張子だけを見て安全性を判断せず、ダウンロードページに示された内容と照合してください。
- ダウンロードが完了したら、ブラウザーのダウンロード一覧またはエクスプローラーで保存先を開きます。
- ファイル名と拡張子を確認し、選択したWindows版・アーキテクチャと一致しているか確かめます。
- 念のため、ファイルを右クリックして「プロパティ」を開きます。Windowsによってインターネットから取得したファイルとして扱われている場合は、表示される情報を確認してください。出所に疑問があるファイルを「許可」して実行する操作は避けます。
ダウンロードが途中で止まった場合は、まずネットワーク接続、保存先の空き容量、ブラウザーのダウンロード履歴を確認します。同じファイルを何度も上書きするより、途中まで保存されたファイルを削除し、正規の配布元から改めて取得するほうが安全です。ウイルス対策ソフトが隔離した場合も、検出名とファイルの入手元を確認せずに除外設定へ追加しないでください。
3. Windows 11でインストーラーを実行する
保存したインストーラーをダブルクリックして起動します。ユーザーアカウント制御(UAC)が表示されたら、アプリ名と発行元が確認できる場合に限り、実行を許可するか判断してください。表示されたアプリ名がダウンロードしたファイルと異なる、発行元を確認できない、または予期しない追加ソフトの導入を求められる場合は、いったんキャンセルして入手元を確認します。
セットアップ画面が開いたら、ライセンスや保存先などの項目を読み、必要がなければ既定の設定を維持して進めます。インストール先を変更する場合は、後から更新やアンインストールを行えるよう、場所を記録しておくと便利です。完了画面に起動チェックボックスがある場合は、そのまま初回起動しても構いません。表示されない場合は、スタートメニューからClash Verge Revを探して起動します。
インストール中にアクセス許可を求められたときは、要求の対象を確認します。管理者権限が必要な操作と、アプリ本体の通常起動は別です。権限要求を繰り返し承認するのではなく、何の変更に同意する画面なのかを読み、不明な点があれば操作を中断してください。
4. 初回起動後に画面と動作を確認する
初回起動では、まずアプリの画面が正常に表示されること、バージョン情報を確認できること、エラーが継続して出ていないことを確かめます。Clash Verge RevはGUIクライアントであり、起動しただけで通信先のサーバー設定や利用権が付属するわけではありません。プロキシ接続を使うには、信頼できる提供元から設定またはサブスクリプションを別途入手し、クライアントへ読み込む必要があります。
設定を追加する前に、画面に表示されたクライアントのバージョンと、利用可能なコアの情報を区別してください。クライアントは設定や画面操作を管理し、コアは設定の解析、ルール判定、接続処理を担当します。設定に含まれるプロトコルや機能にコアが対応していないと、クライアント自体は起動していても設定の読み込みや接続に失敗することがあります。
- 画面に読み込みエラーやコア起動エラーが表示されていないか確認します。
- 設定を読み込む場合は、提供元が指定した形式と対応コアを確認します。
- 読み込み後は、設定が一覧にあるだけでなく、現在使う設定として選択されていることを確認します。
- 動作確認の間は、TUNや自動起動などの追加機能を一度に有効にせず、まず基本画面と設定の読み込みを確認します。
サブスクリプションURLには認証用の情報が含まれることがあります。パスワードと同じように扱い、スクリーンショット、公開掲示板、第三者の変換サイトに貼り付けないでください。接続できない場合も、URL全体や認証情報をそのまま共有せず、エラーコードや発生した操作だけを整理して問い合わせます。
5. インストール時の問題を切り分ける
| 症状 | 確認すること | 次の対応 |
|---|---|---|
| セットアップを開始できない | ファイルの保存完了、拡張子、Windowsのアーキテクチャ | 不完全なファイルを削除し、適合するパッケージを再取得 |
| SmartScreenの警告が出る | 配布元、ファイル名、署名と発行元の情報 | 情報が確認できなければ実行を中止し、入手元を再確認 |
| 起動後に設定を読み込めない | 設定形式、コアの対応状況、エラーの詳細 | 提供元に対応コアを確認し、設定を再取得または更新 |
| アプリは起動するが通信できない | 設定の選択状態、プロキシグループ、ノードの状態 | 接続ログと選択内容を確認し、問題の箇所を分けて検証 |
Windowsのシステムプロキシを有効にしても、すべてのアプリがその設定に従うとは限りません。ブラウザーなど対応するアプリで確認し、ゲームや独自のネットワーク設定を使うソフトの挙動とは分けて考えます。最初の動作確認では、ほかのVPNやプロキシアプリを停止し、TUNを使わずに基本の接続を確かめると原因を絞り込みやすくなります。
インストールが完了していれば、すぐに細かな機能をすべて有効にする必要はありません。まずアプリが安定して起動すること、設定が読み込めること、意図した接続先が選択されていることを順に確認します。問題が続く場合は、再インストールを繰り返す前に、Windowsの種類、アプリのバージョン、表示されたエラー、実行した操作を記録しておくと、原因を説明しやすくなります。